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新収蔵の《踊り子とロカイユの肘かけ椅子、黒の背景》ほか、アトリエで描かれたマティス作品を中心に展示

2025.01.08

東京・京橋にあるアーティゾン美術館にて「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 マティスのアトリエ」が、2025年2月9日(日)まで開催中です。

 

近代西洋絵画を数多く収蔵しているアーティゾン美術館。このコレクションの中でも重要な位置をなす作家のひとり、アンリ・マティス(1869年-1954年)は「色彩の魔術師」の異名を持ち、20世紀を代表するフランスの画家として知られています。本展は、アーティゾン美術館が新たにマティスの《踊り子とロカイユの肘かけ椅子、黒の背景》(1942年)を収蔵したことを記念し開催。

 

マティスは、生涯を通して室内画を多く描き続けましたが、とりわけ1940年代以降は生活と創作が地続きとなった“アトリエ”が重要な役割を果たしました。石橋財団のコレクションより複数の作品を展示し、マティスの創作においてアトリエが果たした役割について探ります。

 

TOP画像:アンリ・マティス《踊り子とロカイユの肘かけ椅子、黒の背景》1942年 石橋財団アーティゾン美術館蔵