EVENT
2026.10.01
東京・八重洲、日本橋、京橋、銀座エリアを舞台に、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026」が、2026年10月3日(土)から10月26日(月)まで開催。今回で8回目を迎える、街なかのさまざまな場所で写真を楽しむ東京発の国際的な写真フェスティバルです。
写真/ルーカス・フォグリア〈Constant Bloom〉より
「T3」の名前の由来は、技術(Technology)、才能(Talent)、寛容性(Tolerance)という3つのT。“異なる技術や才能、文化や視点が交わる場所に新しい文化が生まれる”という考えのもと、東京を写真文化の発信地にしていくことを目指しています。世界のトップアーティストとホイットニー美術館、ポンピドゥーセンター、シカゴ美術館のキュレーターを迎え、写真を軸にさまざまな表現や価値観に触れられるのが、このフェスティバルの大きな魅力です。

©Sarah van Rij
今年のテーマは「と(&)」。自分と他者、自然と都市など、つい別々に考えてしまうものを「と」という小さな接続詞でつなぎ直しながら、写真を通して新しい世界の見方を探ります。
東京ミッドタウン八重洲で開催されるメインの企画展では、アメリカの写真家ルーカス・フォグリアが、世界最長の渡りをする蝶・ヒメアカタテハの軌跡と、国境を越えて移動する人々の姿を重ねた「Constant Bloom」を紹介。自然と人間、生態系と政治的境界線のつながりを見つめます。
ほかにも、さまざまな場所や瞬間から切り取った断片を重ね合わせ、記憶や時間の奥行きを感じさせる作品を展示するサラ・ファン・ライの「時の奥行」をはじめ、多彩な企画展がエリア内で展開されます。

©South Ho
なかでも注目したいのが、東京スクエアガーデンで開催されるインディペンデントキュレーター・池田佳穂さんがキュレーションを手がける「Trace Layers」。池田さんは、東南アジアを中心に土着文化や社会情勢から生まれたコレクティブやDIYカルチャーを調査し、展覧会やパフォーミングアーツ、教育プログラムなどを横断したキュレーションに取り組んでいます。
「Trace Layers」では、児玉浩宜さんと何兆南(サウス・ホー)さんの2人の作家を紹介。児玉浩宜さんの「BLOCK CITY」は社会的な出来事のなかで変化する都市の姿を、サウス・ホーさんの「Work Naming Has Yet to Succeed」は抗議活動や社会運動、補修や消去など、出来事のあとに残る痕跡に目を向けます。東京スクエアガーデンで、いつも見ている街の風景を少し違った角度から眺めるきっかけになりそうです。
写真を目的に出かける日にも、街歩きの途中にふらりと立ち寄る日にもぴったり。作品を見ながら東京の街を歩けば、見慣れた景色のなかに新しい発見があるかもしれません。秋のおでかけ先として、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026」を訪れてみてはいかがでしょうか。
「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026」
開催期間:2026年10月3日(土)~10月26日(月)
会場:東京・八重洲、日本橋、京橋、銀座エリアの屋内・屋外会場
入場:無料
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026 公式サイト
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026 公式Instagram
主催:一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
「Trace Layers」
会場:東京スクエアガーデン
会期:2026年10月3日(土)~10月26日(月)
入場:無料
※東京スクエアガーデンアートギャラリーは10:00~19:00(土日祝閉館)