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「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」が開催中。人気展覧会が展示やグッズを“増量”して帰ってきた

2025.04.01

大人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」が、東京・京橋の超高層複合ビル「TODA BUILDING」内のミュージアム「CREATIVE MUSEUM TOKYO」にて、2025年6月3日(火)まで開催中です。

 

2022年4月に東京で開幕し、各地を巡回した「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は全国で70万人以上を動員。大反響を受けて、絵本原画やスケッチ、展覧会オリジナルグッズなどを“たっぷり増量”して再び開催が決定しました。

 

本展では、ヨシタケさんが身の回りのできごとを観察し、小さな手帳に長年にわたって描き続けた膨大な枚数のスケッチをはじめ、絵本制作のアイデアスケッチやラフ、原画を多数展示。インスピレーションの源となった愛蔵のコレクションなども展示し、さまざまな角度からヨシタケさんの“頭のなか”をのぞくことができます。

 

スケッチ複製展示。世田谷文学館での展示の様子 ©Shinsuke Yoshitake

 

とくにスケッチの複製展示は、これまでの巡回会場では約2500枚だったところ、東京会場では過去最大の7500枚以上を公開。一堂に集めて展示される壁は壮観です。

 

東京会場の新規展示物のためのスケッチ ©Shinsuke Yoshitake

 

会場内には大きな森も登場。つり輪につかまることで、絵本『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)の一節「おとなでいるのにつかれたら あしのうらをじめんからはなせばいい」を体験することができます。

 

その他にも、うるさいおとなにりんごを投げるアトラクションや、天国と地獄を味わえるふかふかの道とトゲトゲのイスなど、絵本の世界を体感できるヨシタケさん考案の仕掛けが随所に散りばめられています。

 

ちいさな神さま 3960円(税込)

 

展覧会オリジナルグッズも新作が仲間入り。ちいさな願いごと専門の「ちいさな神さま」のソフビや、3つのサイコロを転がすと自分だけのおまじないが作れるりんごフレーバーのキャラメルなど、多彩なアイテムを展開。

 

東京の会期終了後は、秋田、愛媛、高知、山口、鹿児島など各地での巡回が予定されています。詳しくは公式サイトをご確認ください。

 

TOP画像:東京会場メインビジュアル