路地裏の凜。
2025.10.15
普段見ているようで見ていない風景がたくさんある。カオティックなまちの側面を、俳優でフォトグラファーとしても活躍する成瀬凜がセルフミラーポートレートで捉えます。
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Location
京橋
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撮影をかねて訪れた京橋の「暮らしとアート」展。
地下へ続く階段を下り、ふと見上げると天井には鏡が張り巡らされていました。蛍光灯の薄暗い光とひっそりとした空間。その鏡に映る自分を撮った瞬間、展示で出会った「アートは暮らしの中に散りばめられている」という言葉と重なり、日常の断片が表現へと変わる感覚が自然と浮かび上がりました。
今日の見つけもの
BAG -Brillia Art Gallery-にて開催中の「暮らしとアート」展。なんと今回の展示をもってギャラリーは閉館とのこと。さまざまな表現を通してアートの在り方を再確認し、その姿勢はきっと訪れた人の中に残り続けるはずです。
成瀬凜
俳優
2004年生まれ。東京都出身。俳優、モデル業のかたわらフォトグラファーとして自身を鏡に写して撮影する「セルフミラーポートレート」を発表している。2021年に「IMAnext オンラインフォトコンテスト（テーマ WOMAN）」でグランプリ受賞。同年、初の写真展『鏡の凜』を開催。出演作に『若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー』（日本テレビ/2024年）、中編映画『記憶の居所』（常間地裕監督/2024年）など。
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