知る人ぞ知る、不定期営業&完全予約制の日本橋のカレー店「酒とスパイス マツコ」に行ってきた

2025.10.07

国内外のおいしいものが集まり、目的や気分に合わせて店を選べるのも、八重洲・日本橋・京橋エリアの魅力。このまちで働く女性ワーカーコミュニティ・GOKINJYOが、お気に入りのメニューを紹介するリレー連載。

以前友人に教えてもらい、気になっていた間借りスパイスカレーのお店。日本橋の「酒とスパイスマツコ」に行ってきました。

営業日は不定期ながら完全予約制。メニューは日替わり、2種のあいがけで、副菜付きのワンプレート。内容は当日お店のインスタで確認します。カレーは斬新で珍しい組み合わせが多く、それがまた魅力的なんです。

 

メニューを見てから予約したのでは、既に満席な事も多いので要注意です。

苦手なものが多い人には若干博打なシステムですが、事前に予約しておくのがおススメ。凄まじい量のレパートリーの中から、どんなカレーに出会えるのだろう。食べるまでにイチハードルあるのですが、興味深さが勝ち、勇気を出して予約しました。

 

予約は、インスタのDMで店主のマツコさんとやり取りして決定します。当日朝見たメニューは、「鴨葱キーマと鯖レモンカレー」。

鴨…あんまり得意じゃないので、これはドキドキ案件です。

 

入り口は1階の「HASHI」(普段はバーとして営業しているお店)の看板と扉の文字を目印に。中はカウンター8席、2名席のテーブルが1つ。お仕事中らしきおひとり様女性が多い模様です。

5周年を迎えたばかりのマツコさんに、プレゼントを渡す常連さんもいたり。お仕事じゃない人は、カレーとビールや日本酒も楽しめます。

炊飯器の蓋が開くたびに、ターメリックライスの良い匂いがふぁ~と広がる店内で、一皿一皿丁寧に盛り付けられていく様子をカウンター席から眺めるのも楽しいです!

真ん中にご飯、その上に副菜とトッピングのスパイス卵が並べられ、両脇に2種のカレー。

はにかんだ笑顔がキュートなマツコさんが、カレーの説明をしてくれる。美味しそう!

 

万一鴨がダメだった時のために、味変用パクチーを追加したけど(ビビり過ぎ)心配無用でした。

鴨鴨してなくて食べやすい。パサつかないよう豚の粗挽き肉も混ぜてあるそうで、肉肉しく食べ応えあり。

鴨の皮は別で焼いてから粗挽きにしているそうで、仕事が細かい!

青ネギとも相性が良く、無事に美味しく完食しました。

鯖レモンのカレーは、鯖の切り身がゴロっと。レモンの酸味が効いたカレーで、マスタードシードの辛みのアクセントが良い! 隠し味に味噌が入っているからか、ご飯が進みます。

 

どちらも副菜と混ぜて味変したり、とろ~り卵を絡めたり、結果モリモリになったパクチーとも色々楽しめました。新しいカレーとの出会いが嬉しくて、また来たくなるお店です。

にの
会社員/料理研究家

YNK女性ワーカーズコミュニティ・GOKINJYOメンバー。長年不動産業界にいます。趣味は食べ歩き、ランニング。料理研究家としても活動中。
昨年、都内シェアキッチンにて汁なし担々麺専門店をオープン。

インスタグラム→@nino_recipe 

レシピはこちら→https://oceans-nadia.com/user/11089/recipe