国内外のおいしいものが集まり、目的や気分に合わせて店を選べるのも、八重洲・日本橋・京橋エリアの魅力。このまちで働く女性ワーカーコミュニティ・GOKINJYOが、お気に入りのメニューを紹介するリレー連載。
以前友人に教えてもらい、気になっていた間借りスパイスカレーのお店。日本橋の「酒とスパイスマツコ」に行ってきました。
営業日は不定期ながら完全予約制。メニューは日替わり、2種のあいがけで、副菜付きのワンプレート。内容は当日お店のインスタで確認します。カレーは斬新で珍しい組み合わせが多く、それがまた魅力的なんです。
メニューを見てから予約したのでは、既に満席な事も多いので要注意です。
苦手なものが多い人には若干博打なシステムですが、事前に予約しておくのがおススメ。凄まじい量のレパートリーの中から、どんなカレーに出会えるのだろう。食べるまでにイチハードルあるのですが、興味深さが勝ち、勇気を出して予約しました。
予約は、インスタのDMで店主のマツコさんとやり取りして決定します。当日朝見たメニューは、「鴨葱キーマと鯖レモンカレー」。
鴨…あんまり得意じゃないので、これはドキドキ案件です。
入り口は1階の「HASHI」(普段はバーとして営業しているお店)の看板と扉の文字を目印に。中はカウンター8席、2名席のテーブルが1つ。お仕事中らしきおひとり様女性が多い模様です。
5周年を迎えたばかりのマツコさんに、プレゼントを渡す常連さんもいたり。お仕事じゃない人は、カレーとビールや日本酒も楽しめます。
炊飯器の蓋が開くたびに、ターメリックライスの良い匂いがふぁ~と広がる店内で、一皿一皿丁寧に盛り付けられていく様子をカウンター席から眺めるのも楽しいです!
真ん中にご飯、その上に副菜とトッピングのスパイス卵が並べられ、両脇に2種のカレー。
はにかんだ笑顔がキュートなマツコさんが、カレーの説明をしてくれる。美味しそう!
万一鴨がダメだった時のために、味変用パクチーを追加したけど(ビビり過ぎ)心配無用でした。
鴨鴨してなくて食べやすい。パサつかないよう豚の粗挽き肉も混ぜてあるそうで、肉肉しく食べ応えあり。
鴨の皮は別で焼いてから粗挽きにしているそうで、仕事が細かい!
青ネギとも相性が良く、無事に美味しく完食しました。
鯖レモンのカレーは、鯖の切り身がゴロっと。レモンの酸味が効いたカレーで、マスタードシードの辛みのアクセントが良い! 隠し味に味噌が入っているからか、ご飯が進みます。
どちらも副菜と混ぜて味変したり、とろ~り卵を絡めたり、結果モリモリになったパクチーとも色々楽しめました。新しいカレーとの出会いが嬉しくて、また来たくなるお店です。
酒とスパイス マツコ
YNK女性ワーカーズコミュニティ・GOKINJYOメンバー。長年不動産業界にいます。趣味は食べ歩き、ランニング。料理研究家としても活動中。
昨年、都内シェアキッチンにて汁なし担々麺専門店をオープン。
インスタグラム→@nino_recipe