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日本最大級の都市型アートフェスティバル「T3」。75万人が来場する大規模な写真祭が2025年も開催

2025.10.01

日本最大級の都市型アートフェスティバル「T3(ティースリー)」が、東京・八重洲、日本橋、京橋、銀座を舞台に、2025年10月4日(土)〜10月27日(月)まで開催されます。

 

今年で7回目を迎える「T3」は、都市型芸術祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」、写真フェア「T3 PHOTO ASIA」、育成事業「T3 NEW TALENT」の3つの軸からなる写真プロジェクト。

 

屋内施設や屋外のオープンスペースを活用し、国際的なアーティストの作品展示やトークショーなど、多彩なプログラムが展開されます。昨年は75万人が来場し、今年は新たに銀座までエリアが拡大するなどさらなる盛り上がりを予感させます。

 

© Melissa Schriek

 

アーティストに国際的な作品発表と制作の場を提供する「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」。2025年度のテーマは「庭」。企画展のひとつ「City as Garden」では、写真家のスティーブン・ショアやメリッサ・シュリークなどが参加し、都市空間の中における写真表現によって「庭」をかたちづくっていきます。

 

展示場所:東京建物八重洲ビル、東京建物日本橋ビル、東京ミッドタウン八重洲

 

 

アートフェア「T3 PHOTO ASIA」はアジア全域における写真の文化的・創造的な可能性を再考することを目的にスタートした写真フェア。今年は台湾をゲスト国に迎え、その豊かな写真遺産とアジアのクリエイティブ・コミュニティにおける存在感に着目します。

 

写真家によるオリジナルのヴィンテージプリントを展示する「 Masters展」(10月11日〜13日開催)では、アジアの写真言語のパイオニアと称される中国の作家、ラン・ジンシャンの、台湾にスポットライトを当てた作品が展示されます。

 

開催場所:東京ミッドタウン八重洲

 

日本の写真文化の世界進出を支える育成事業「T3 NEW TALENT」の企画展では、キュレーター池田佳穂氏が、5名のアーティストを紹介するグループ展が開催されます。

 

開催場所:後日公式サイトにて発表

 

24日間にわたり各地でさまざまなイベントが行われる「T3」。内容によっては、事前予約が必要なものや開催日程が異なるため、詳しくは公式サイトをご確認ください。

 

*TOP写真

Michael and Sandy Marsh, Amarillo, Texas, September 27, 1974 © Stephen Shore. Courtesy 303 Gallery, New York